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情報を多くの人に伝える秘訣は、「ここだけの話だけど・・・」という例の無責任な秘密話。これって、不思議と広がるのが早いんですよね。この掲示板に、皆さんの有意義な情報を自由に書き込んでください。


2006年07月12日
資生堂「TSUBAKI」が証明したAIDMAの法則 / mochino

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久しぶりに広告業界が湧き上がった資生堂さんのシャンプー「TSUBAKI」のBIGキャンペーンについて、ブランドマネージャーの高津晶さんにお話をお聞きする機会がありました。

シャンプー市場は、今激戦です。
日本の女性は、それまで欧米女性の髪質にあこがれていたらしく、ラックスとパンテーンが巨大シェアを持っていました。
そこに、アジア女性の黒髪の美しさを見直そうと提案をした花王さんのアジエンスが爆発的なヒットとなり、世の女性は似合わない金髪からの脱却を図り、黒髪ブームまで起こしました。


そこで、いよいよ真打の登場です。
この先に、女性に対してどんな提案があっても、このシェア構造しばらく崩れないだろうと思っていたところ、「一瞬も一生も美しく」のブランドプロミスでおなじみの資生堂さんがやってくれました。

「日本の女性は、美しい」

これを言われたら、おしまいでしょ。
しかも、天下のSMAPに言われるんですよ。ねぇ。

私は、久しぶりに小躍りするほど爽快なコミュニケーションに出会いました。
日本の女性の「髪」は美しい
とは言っていません。

「日本の女性は、美しい」ですよ、みなさん。 ← ちょっとくどいですか?(笑
そして、あのそうそうたるメンバーの女優さんが10名以上も出てくると、男としても妙に納得感があるんですよね。女性の方もあのCMは好感度が高いですよね?
日本の女性に最高の賞賛を送っているのですから、最高のパーミッションマーケティングになりますよね。

企業は消費者に対して、競合もある中、どうやったら好意的にメッセージを受け止めてもらえるかを必死に考えています。今回のメッセージは、どこかの飲料会社のように、奇をてらうコミュニケーションばかり考えるのではなく、とてもストレートなメッセージだと思います。
まさに、ブランドプロミスを実現させるために、約束を守っているということになります。

ただ、現在トップシェアになった「TSUBAKI」ですが、現在は、トライアルユースなのかも知れません。1本使い終わった来月あたりから、リピートされるのか、ブランドスイッチされるのかの審判が下ります。商品の評価はそれからにしたいと思います。

さて、私がどうしてこんなにテンションが上がっているかといいますと、最近の広告業界が浮き足立っているからです。
ネットコミュニケーションが注目され、消費者の購買決定プロセスは、AIDMAからAISCEASに移行したと言われています。しかし、AISCEASは私自身が2004年5月に宣伝会議で発表したものですが、このblogでも何回か書いてあるように、AIDMAはまだ機能しているのです。

広告業界は、ネットコミュニケーションに取り組んでも採算が合いません。
手間がかかるだけで、利益が上がらないのです。
だからこそ、ネット専門の広告会社の事業が好調なのです。
もし、儲かる仕事なら、クライアントから商品キャンペーンを任されている電通・博報堂・ADKなどは、間違いなく真剣に取り組み、ネット専門の会社などが売上を伸ばせる環境にはないのです。

しかし、クライアントはネットキャンペーンも積極的に取り組むよう代理店に求めてきています。
また、最近はTVCMが効かないなどとも言われていました。
そんなことで、広告業界でもやもやした気分でいた人が多くいたことも事実です。

今回のTSUBAKIのキャンペーンは、50億という広告予算を投下し、しっかりAIDMAの法則が効くことを証明してくれました。
これで、広告代理店の皆さんは、少しは安心したことでしょう。

資生堂さんの調査によれば、消費者がブランドを「認知する接点」でテレビCMが97%・雑誌48%・サンプリング46%で、インターネットが出てくるのは16番目で20%です。
「興味がわく接点」では、テレビCM90%・雑誌広告40%・雑誌記事35%で10位の中にインターネットは出てきていません。
ブランドの「特徴を理解する接点」では、テレビCM70%・サンプリング35%・知人/友人の話33%の順になっており、Webサイトは11番目で20%です。

これで、店頭に大陳してあれば、AIDMAは成立します。
ただ、購買決定の接点は調査をしていないようなので、ここだけはある程度ネット広告も貢献していそうな気はします。

ネットの世界でご活躍されている方には、AISCEASはあくまでも機能価値の高い、車・PC・液晶テレビ・住宅などの商品にだけ効く法則だとご理解をいただきたいと思います。

また、広告代理店でご活躍されている方々には、かつて大もうけをしたTVCMを中心としたマスコミュニケーションは、情緒価値が高く、パリティの状態にある飲料やシャンプー・歯磨き・即席ラーメンなどには有効ですが、機能価値の高い商品は、ネットコミュニケーションを避けて通れない時代に来ていることをご理解いただければと思います。

最後に、このblogはクライアントの方々もご覧になっているので、誤解のないようにお伝えしておきますが、弊社はWebサイトの企画・構築などが決して儲からないとは思っておりません。(汗
いつも、とても感謝をしております。
こんな中小企業の会社は、それだけで人並みの生活はしてゆけますので。

でも、もちろんCM制作や媒体購入も得意ですので、ご遠慮なくご発注ください。
お待ちしております。\(^o^)/

18:45 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年07月02日
サイトの本質と公開してからの使命 / mochino

6月30日にフランスベッドメディカルサービス(株)様の「みんなのえがお」という子どもの介護用品専門サイトを立ち上げました。その関係から、本日、サンシャインシティで行われた子ども専用の介護用品展示会に行ってきました。


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そこでは、昨日は5000人、今日は3000人ものお父さん・お母さん・体に障害をもつ子どもとその兄弟の子どもたちが参加していました。

補助器具をつけて、自分の足で歩こうとする3歳くらいの男の子や、今までの車椅子より快適になったちょっと大きめな車椅子に座ってご機嫌な5歳くらいの女の子など、たくさんの子どもたちに出会うことができました。

ここには、不思議と切羽詰った悲しそうな顔はありません。「みんなが笑顔」なんです。
それは、ここにある最新鋭の介護用品を使えば、今の生活よりきっと良くなると誰もが信じているからでしょう。

今までは、軽度な症状から重度まで5段階の介護基準のすべてに保険が適用されてきましたが、今年4月の法改正で介護保険の基準が厳しくなり、軽度から3段階の人たちは、介護保険が受けられなくなりました。その結果、今まで介護ベッドや車椅子などを保険で使っていた人たちが、自分で買わなければならなくなったのです。

そんな背景から、フランスベッド様より、まずは子供用の介護用品のサイトを創ってほしいとの依頼が来ました。子供用介護用品のレンタルをしているのは、フランスベッド様だけなのです。

急遽の話でしたから、予算もほとんどありません。皆さんから見れば、機能もコンテンツもまだまだ課題だらけだと思われるでしょうが、たった2ヶ月で、予算のない中、知らない業界のサイトを立ち上げることは、さすがにタフな仕事でした。

私たちには、障害を持つお子様を持たれたご両親の気持ちがわかりません。

でも、間違っているのかもしれませんが、「お子さんとまた来たい」と思っていただけるようなサイトにしようと必死でした。
ですから、サイト自体の名前もあえて「みんなのえがお」としましたし、とても素敵な女の子の笑顔をトップに持ってきています。
また、イラストをあちこちにちりばめるなど、充分に配慮したつもりでした。

しかし、本日、はじめて実際にお子さんやご家族に触れ、足りないことがたくさん見えてきました。
障害を持つ子どものほとんどには、健常者の兄弟がいます。ふたりが仲良くおもちゃで遊んでいました。
ならば、ブラウザーは、そういうふたりが一緒に覗くのかも知れません。できれば、ふたりが楽しめるコンテンツを今後は検討したいと思います。

また、あるブースの壁にぎっしりと紙が貼られていました。これは、「皆さまのご要望」でした。 お母さんたちが、切羽詰った想いを必死に書き込んでいました。
私は、なにやら目頭が熱くなり、どうしようもなくなりました。

そこには、「子どもは成長するので、レンタルにしてほしい」(フランスベッドさんはやっていますが)とか「高額なので、しばらくは試してみたい」(これもあります)とか、「もっと子どもの介護用品を増やしてほしい」とか・・・・。
こんなにもたくさんの人たちが、情報を探しています。

たった2日前ですが、少しはお役に立てるサイトは公開しました。でも、あのお母さんたちは、どうやってこのサイトにたどり着いてくるのでしょう。簡単にオーバーチュアとかアドワーズとかを薦めている場合ではありません。
あの方々が検索しそうな言葉が、あの書き込みにたくさん入っていました。
私たちは、今までそこまで考えたでしょうか?

もちろん、プロなので、SEO・SEM対策は万全だと思っていました。でも、本当の消費者の声は、過去の検索数の事例や他社比較などから導き出したもの以外に、とても強いワードがあるはずです。
心の中にある検索ワードを引っ張り出さなくてはいけないと思います。
そうでなければ、あの人たちをこのサイトに誘導することはできません。

私は、Webサイトを仮想店舗だと捉えています。お母さんたちが、書き込みをできるシステムの提供や、新しい商品を瞬時にご案内できるblogなども搭載していかなければなりません。
そして、本気で、お母さんたちに、ここに有意義な情報がありますよと、気づいてもらわなければなりません。

サイトを創ることが、私たちの仕事ではありません。
サイトの中に、充分な情報を搭載し、その内容をなんとか伝えたい。 

それが私たちの仕事の本質だと思います。

19:39 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年06月28日
キャンペーンガールでブランド論 / mochino

ブランドとは何か。
なかなかひと言では定義できない厄介なものです。
私自身は、強いブランドを「他の商品やサービスと極めて大きな違いを特徴に持ち、ロイヤルな顧客を持った商品やサービス」と理解をしていますが、それだけではまったく言葉足らずでしょう。

そこで、私はブランドのお話をするときに、「人格」に置き換えて説明をすることが多くあります。
たとえば、「キムタク」というブランドと考えた場合(男性の場合は、松嶋菜々子とかに入れ替えて読んでください)、キムタクをどうして好きなのかと質問をします。
彼のスタイルがかっこいいとか、目が可愛いとか、男らしいとかいろいろあるでしょう。
でも、ある時に子供に接する姿を見て、やさしさに感動することもあるかもしれません。

そうです。
ブランドとは、「その人の心の中だけに存在する印象の集合体であり、常に変化をしているもの」なのです。

ということから、ブランド力の調査なども、やり方によっては、まったく意味がないことにもなりかねません。今現在の印象しか聞けていないからです。明日以降、もっとすごくやさしそうな妻夫木君を見てしまったら、そして、彼から直接声をかけられてしまったら、キムタクより好きになってしまうかもしれません。

ブランドは、常に競合と競っています。
だからこそ、他の追随を受けにくい特徴を持たなくてはいけないのです。

ブランド論を人格に代えているのですから、「機能価値」と「情緒価値」についても考えてみると、「機能価値」は、キムタクの収入や私をやさしく包んでくれそうなどということになるでしょう。「情緒価値」は、キムタクと腕を組んで歩いているところを人に見られたら、羨ましがられるだろうななどという優越感なのかもしれません。

そういう中で、私が以前ADKで11年間担当していた「KIRINキャンペーンガール」を例に出して説明しても成り立ちます。

私は、初代の飯島直子から11代目のキャンペーンガールまでをオーディションで選出してきました。
この中には、米倉涼子や中島史恵などもいます。
しかし、後の8人は、その後あまり活躍をしていません。

キャンペーンガールの出身で、芸能界で長く活躍できることは極めて少ないのです。
なぜだかわかりますか?

キャンペーンガールは、企業の顔として活躍するわけですから、「品行方正ですべての人に好かれる」ことが重要になってきます。
そういう背景から、キャンペーンガールを卒業するとすぐに売れる子も確かにいます。
藤原紀香や今では伊東美咲などがそうです。
彼女たちに必ずあるものは、「清潔感」「フレッシュ」というようなキーワードでくくれる要素が中心です。

しかし、こういう子達は、必ず勢いが止まります。
なぜなら、毎年、同じ要素のキャラクターが出てくるからです。
その間に、新しいキャラクター要素(他にない特徴)を作り出さなければ、生き残れないのです。

では、どうして飯島直子や米倉涼子が残ったのか。
飯島直子は、昔から天性のあけっぴろげな性格(直ちゃん失礼!)から、親しみやすさが際立っています。スタッフからもとても可愛がられていて、また一緒に仕事したいと思わせるチカラが凄かったですね。
最近では、演技の幅も膨らんで、彼女の領域ができてきました。

米倉涼子は、周りの意見に振り回されず、いつも自分の信じた道を歩んでいる子でした。
キャンペーンガール卒業後に、オスカーには数多くの仕事が舞い込んでいましたが、当時彼女は仕事を続けたくないという理由で、ほとんど、仕事を請けていませんでした。
あるとき、あることがあって(秘密です)、仕事にやる気を見せてからというもの、皆さんのご存知の通りの活躍です。
彼女にも、そういう特徴がありました。

「他にない際立った特長」を持つ商品やサービスは、サプライズがあるので、BUZZを起こしやすく、口コミやCGM(blog・SNSなど)で広まりやすくなるのです。

この考え方は、合コンにも通用します。
男5人が女性5人と合コンをしたときのことを考えてみてください。
自分を売り込むのに、他の4人にない特徴(異性が喜ぶことが条件ですが)を見つけてアピールしてみてください。
そうすれば、彼女ができる糸口が見えるかも・・・。

あ!人のことを心配している場合じゃないか。。。

12:48 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年06月09日
アサヒ十六茶のCMに見る企業の社会責任 / mochino

広告業界に早27年の歳月お世話になっています。
いろいろな広告を創ったり、見たりしてきました。
その中でも、特にTVCMは時代を反映する社会の鏡でもあります。

テレビで昔のCMを扱っているのを見ていると、その頃のことが思い出されてきます。
流行った言葉だとか、タレントだとか、音楽だとか・・・。
ある意味、CMがその時代の文化を作り上げて来ているとも言えます。

現在のCMを20年先に見たら・・・、
「TEPCOひかりに決めたのは~♪」
これを見ると、ブロードバンドと光ファイバーが一気に普及して行った時代だとすぐに想起されるでしょう。
その頃には、懐かしく思えるようになっていると思います。
(私は生きているかどうかはわかりませんが・・・。)

また、昭和天皇が崩御された時、3日間もテレビにはCMがカットされ、新聞にも広告はなく、街のネオン広告が消されたことを覚えていらっしゃる方も多いでしょう。
その時は、私も子供の頃から広告に接触しない時間を過ごした経験がなかったので、ある意味戸惑いを感じました。

デジカメというものが売り出されているらしいけど、何を買えばいいのだろう。どのメーカーのどんな特徴が優れているのだろう。
今そうなったら、そんな迷子になってしまうと思います。
(ネットのblogなどを参考にできる時代にはなりましたが・・。でも、まだ伝えられる人数にはかなり制限があります。)

そんなCMも今や企業の考え方を測る尺度となってきています。
私たちは、その企業の「トーン&マナー」と表現をしますが、その企業の「人柄」を表すメッセージでもあります。

キリンビールのようにまじめな会社がまじめに楽しくなるCMを創る。
TOYOTAのように信頼あるしっかりしたCMを創る。
HONDAのようにアイデア溢れる夢のあるCMを創る。
資生堂のようにとてもキレイにCMを創る。

これが、各社の「人柄」を表す、はずしてはいけない約束の「トーン&マナー」です。

今、企業は社会の一員として、社会に対してどういう価値を提供するかを問われています。
その背景には、数年前に多発した数々の企業の不祥事による消費者の不信感にあります。
そして、ネットが普及して、消費者は自由に企業への不満をぶつける手段を持ちました。
今までなら、クレームの本人だけと対処すれば良かった企業が、ネットで書き込まれたりすると多数の方々に伝わってしまうので、消費者との対話が重視される時代になりました。

だからこそ、企業の価値を高めるため、企業はCSR(コーポレート・ソーシャル・レスポンシビリティ)やブランドプロミス(ブランドからの約束)にもチカラを注ぎ始めました。

そんな環境化の中、先日、何気なくテレビを見ていると、天海祐希が「豆うめー!」と叫ぶCMが流れました。私は、昔から、女性のこういう乱暴な言葉が大嫌いです。非常に不愉快になりました。
なぜ、こういう汚い言葉をあえて使おうとするのでしょうか?
※ちなみに彼女はそういうキャラクターでもあり、私は嫌いなので、彼女の出演番組は一切見ないことにしています。でも、番組は避けられるのですが、CMは避けられないので、一種の暴力とさえ感じました。

クリエイターは、とにかく目立つコピーをひねり出そうと必死です。
でも、目立てばいいのでしょうか?
合コンで女の子に認めてもらいたいがために、大声ではしゃぐことが好意に結ぶつくと本気で考えているのでしょうか?

そこで、私はこんなに不快な思いをしたことがなかったので、この「十六茶」のCMの広告主であるアサヒ飲料さんにこれらの意見を求めました。
(断っておきますが、私はけっしてクレーマーではなく、今回が生まれて初めての経験です。)

ご丁寧な返信を頂きましたが、私の質問内容とは的が外れていました。
私は、数々のCM制作の経験の中で、私が創ればこんな下品なコピーで楽をしない自信があります。

このCMの狙いは、天海さん扮するビジネスマンが、数々のストレスから解放される瞬間に、十六茶の機能価値である「豆」のうまさを表現するというものですが、そこに行き着くまでの猫ひろしの無意味なカットやベンチでの変な「間」などを使うのではなく、極限状態のビジネスのストレスシーンを強調することにより、一気に開放するというような理にかなった演出をしたと思います。そうすれば、「豆うめー!」の言い方も変わって来ると思います。

ここで皆さんにお伝えしたいことは、企業として社会責任があるということです。
CMは、テレビを見ている人に突然メッセージを投げつけてきます。
だからこそ、社会の一員として、我々に自分勝手のために不快な思いをさせてはいけません。
これは、最低のルールだと思います。

今は、パーミッションマーケティングが注目されています。
消費者と企業が信頼関係を結んでメッセージを受け取ることを許容するマーケティングのことです。
代表的なものには、ネット上で行われるCRMでメルアドを企業に教えることから始まることがあげられます。
このマーケティング手法は、「未承諾広告」ではないため、メールでも開封率が高く、好意的なのでものを売りやすい状況になります。

本来、アサヒ飲料さんの宣伝ご担当や代理店などが、この概念を理解していれば、こういうCMは生まれなかったと思います。

ITによって、時代は大きく変わってきています。
でも、昔の成功体験を持った人たちは、これらについていけません。

水風呂に入ったカエルになってはいけません。
カエルは、皮膚が厚いため、水がどんどん熱くなり沸騰しても気づかずに、やがて茹で上がって死んでしまうのです。

企業は、今後私たち消費者とどう共存していくのかを真剣に考える時期に来ています。
もう、たくさん作って、たくさん広告を打って、たくさん売る時代は終わったのですから。

14:23 | コメント (2) | トラックバック (0)

    はじめまして!
    ミクシーから遊びにきました。
    私も広告代理店でspプランナーとして
    お仕事させてもらってますので
    モッチーさんの情報には興味津々Z!
    また遊びにきまーす☆
    宜しくお願いします!
    一昨年まで日本橋の代理店におりました、
    銀座ですよね??
    ご近所さんでしたねー♪

    投稿者 yumi♪ : 2006年06月14日 13:11

    yumi♪さん、こんにちは。
    望野@アンヴィです。

    嬉しいですね。こんな更新の遅いblogを読んでいただいているなんて。

    賛否あることは承知ですが、広告のこと、少しづつですが、自分の経験で伝えられることを公開していこうと思っています。
    それが、育ててくれた広告業界への恩返し。

    何か、ご相談があれば投稿してください。
    私なりの考え方を公開いたします。
    よろしくお願いいたします。

    投稿者 mochino : 2006年06月14日 13:19

2006年05月12日
感動!シンガポールエアラインのブランディング / mochino

singp.jpg
強いブランドを語るときに、必ず出てくるのがSQことシンガポールエアラインです。
今まで、なかなか乗る機会がなかったので、今回のゴールデンウイークのタイ旅行では、あえてこの航空会社を選びました。

うん、なるほど!!
あちらこちらに、強いブランド体験をさせてくれるものがありました。

搭乗してからの順番で説明すると、
1.日本の新聞が、ほぼ全員に渡るのでは?と思うほど、積み上げられている。他社は、すぐになくなってしまう。
→ホスピタリティ

2.機内にさわやかな香りがかすかに匂う。
→五感の体験ブランディング(香りによってブランドを想起させる)

3.スチュワーデス(SQはキャビンアテンダントではなく、あえてこう呼んでいる)のコスチュームが独特で、覚えやすい。
→ロゴ・マークと同じブランドの信号の役割

4.座席シートがゆったりしていて、バケットシートのように体を包んで座りやすい。
→機能価値

5.ビデオなどのコンテンツが豊富で、ストリーミングだけではないので、見たいときに頭出しで好きな映画を見られる。
→機能価値

6.機内誌の「SILVER KRIS」では、シンガポールガールがあいさつするだけでなく、「シンガポール航空その歴史」「ご搭乗の皆様へ」(サービス内容のご案内)など、シンガポール航空を深く知っていただくためのプレゼンテーション的なコンテンツが入っている。
→ブランド物語、ブランドメッセージ

7.ビジネスクラス以上は、出発の24時間以内に機内食の内容を予約できる。エコノミーは、すべての食事をテーブルに載せて一回渡して終わりではなく、デザートやアイスクリームも食事後にコーヒーなどの飲み物と同じように運んできてくれる。
→機能価値とホスピタリティー

何より驚いたのは、食事が終わったあとに起こった出来事です。
私は、3人掛けの窓側に座っていましたが、隣に若い男の子と女の子が乗っていました。
食事が終わって、ビデオを見ていると、突然スチュワーデスが3人やって来て、大きなトレーに直径20cmくらいのデコレーションケーキとドライアイスでできた飲み物とぬいぐるみを2つを乗せて、その2人に何か話しかけています。
2人は、大きな笑顔と感嘆の声を上げていました。

私は、ビデオのヘッドフォーンで内容が良く聞き取れなかったので、その2人に「どちらかがお誕生日ですか?」と聞きました。
すると、「いえ、私たち新婚旅行なんです。でも、なぜわかったんだろう。」と驚いていました。
私も、こればかりは本当に驚きました。
彼らにとっては、一生の思い出になるほどのサプライズになったことと思います。
なぜか、私もとても幸せな気持ちになれました。

強いブランドとは、他社に卓越した商品やサービスがあります。
そして、その商品やサービスの機能・情緒価値がサプライズを起こすと、こうしてBUZZが起こります。

実は、シンガポールエアの一番のすごさは、ビジネスクラスにあるといわれています。
ビジネスクラスでも、どこの航空会社のファーストクラスよりもすごいサービスがあるそうです。

こんな体験をしたので、帰りはすかさずアップグレードをリクエストしたのですが、なんせゴールデンウイークの帰りの便です。
私の願いは、もろくも崩れ去りました。
次回、必ずビジネスクラスに乗ってやろうと目論んでいます。

17:01 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年03月27日
初体験!mixiのオフ会に参加 / mochino

今や爆発的に広まりつつあるCGM(Consumer Generated Media)。
【もっとわかりやすく表現すると消費者生成メディア】
※blogやSNS・口コミサイトなど

CGMは、新時代のマーケティングコミュニケーションの核となるのか?
そのあたりをWeb研のメンバーと研究している最中なのですが、何事も体験しないと理解が深まらないですね。特にネットの場合は、そういう感覚を持たないと、何も理解が進みません。

そんな中、SNSの代表的なmixiには以前から参加をしていました。
このコミュニティーが、今後どのように消費者の購買決定プロセスに影響するのか、この中で体験するリコメンドは、自分の心をどのように動かすのか。

そうこうしているうちに、マーケティングや母校のコミュニティーよりも興味深いコミュニティーを発見しました。それは、地元の「行徳コミュニティー」。

以前から、地元のおいしいお店の情報が欲しいと思っていました。
そこで、おいしいお店情報の交換をすると・・・。
なにやら、今までになかった不思議な連帯感が生まれてきました。

「このお店はこれがおいしい。」
ん?知ってるぞ、その店。
「確かにそれはうまいが、こちらの店のこれも捨てがたい。」

短期間のうちに活発な意見が交わされます。
そのうち、オフ会をやろうということになりました。

参加者は、20歳の学生さんから20代の社会人中心に、30代のご夫婦(あ!奥さんは27歳)、ず~っと歳が離れた私。
どんなことになるのかと、ワクワク・ドキドキで集合場所のお店に行きました。

ここで、重大なミスをしでかしていることに気がつきました。私のmixiでのネームは「モッチー」です。
どの面をさげて、こんな若いメンバーの皆さんに「モッチーで~す!」などと言えるのだろうか。。。
もう少し、自己紹介しやすいネームにしておけば良かった。トホホ。

でも、そんな私もこのオフ会では「ただのモッチー」ですから、なんの気兼ねも要りませんでした。
面白い体験です。
私が会社に入った歳に生まれていなかった人たちからも「モッチー」なのです。

ここで体験したのは、情報性の高い価値があると思ったら、そこに人は集まるということです。
マーケティングや母校などのコミュニティーは、たくさんありますが、どれも自分にとっては「帯に短し、襷に長し。」という感じです。
しかし、唯一の行徳情報には、こんな私さえもオフ会にまで参加しようと思わせる価値がありました。

今後、コミュニティーは、参加者が増えれば増えるほど、淘汰をされていくのでしょう。
そして、生き残ったコミュニティーは、みんながとても情報に価値を認めているものしかなくなり、それが大きな消費者生成メディアとなるのかもしれません。

私の予想では、あまりテーマが大きいものではなく、ごく一部の人には有効なコンテンツが生き残るような気がしています。
たとえば、ジャイアンツのファンのコミュニティーは、乱立する恐れがあるので、ある一定以上にはならないのではないかと予測するのですが・・・。

以前から、SNSはblogほどの影響力はないのではないか(一般のblogではなく、あくまでもインフルエンサーのblogが前提ですが)と思っていましたが、コンテンツ(テーマ)次第では、有効なメディアになるの可能性はあることを体験しました。

4大メディアの影響力までは、かなり距離はありますが、チラシ程度の認知率は稼げるようになるのかもしれません。

19:48 | コメント (1) | トラックバック (0)

    すごい観察してたんですね。

    >>そんな私もこのオフ会では「ただのモッチー」ですから

    この言葉が意味することはみんな気付いていたでしょう。
    ご馳走様でした^^

    投稿者 たつ : 2006年03月28日 11:42

2006年03月16日
ビックリしたなあ!AISCEAS / mochino

昨日、Web広告研究会セミナーの日本ロレアル株式会社宮腰江里奈さんの講演でAISCEASが使われていました。また、このサイトに以前にも増してAISCEASと検索をして入ってくる人がたくさんいます。それも、ログ解析をしていると大手広告会社や一流メーカーのドメインがたくさんあることに驚かせられます。

ちょっと暇ができたので、何気なくgoogleで検索してみると・・・・、
な、な、なんと!!13700もの記事にヒットしました。
半年前までは、5件くらいの記事しかなかったのに。

しかも、弊社がそれの一番上に表示されている。。。

正直言って、驚きました。
でも、今はこうしてこのサイトを通じて仕事のオファーが入ってくるので、本当にありがたいことです。
いよいよ「AISCEASで変わる消費者行動と勝ち残るWebサイトの創り方」などという本でも出しましょうか。

あ、私は、 「きれいパワー」という本を出していますが、こちらは本業ではありません。
念のため。

22:14 | コメント (4) | トラックバック (1)

    私も某トイレタリーメーカーへのプレゼンで使いました。名前明記しましたよ。そのあと某消費者金融と飲料メーカーで使いました。

    投稿者 Telecaster : 2006年03月17日 02:24

    Telecasterさん、コメントありがとうございます。
    業界で影響ある皆さんのおかげで広がっているんですね。
    これからもよろしくお願いいたします。

    投稿者 mochino : 2006年03月17日 10:03

    私も某化粧品メーカーへのコンサルで活用させていただきました。ありがとうございました。

    投稿者 massunder : 2006年03月20日 13:09

    massunderさん、望野@アンヴィです。
    ありがとうございます。
    これからも、どんどんご活用いただき、業界に広がっていってくれると嬉しいです。
    ただ、まだこれが変化してゆく可能性もあるので、しっかり流れを見て行きたいと思います。

    投稿者 Anonymous : 2006年03月22日 00:37

2006年03月13日
おめでとう!青学仁科ゼミ諸君!! / mochino

昨年、10月頃だったと思いますが、日本広告主協会より、「青学の学生さんが、広告について論文を書くので、いろいろ取材に協力して欲しい。」と依頼があり、青山学院大学仁科ゼミの5人の皆さんが日本広告主協会の方と弊社に来られました。

大変熱心な学生さんたちであり、また、私の可愛い後輩でもあることから、いつしか時間の経つのも忘れ、楽しい広告談義に熱中しました。
その後、フォローの取材も何度かあり、私の会社で働きたいとおっしゃる学生さんも出る始末(笑)。

その皆さんの努力が実を結び、第58回学生広告論文電通賞の一等賞に輝いたと先ほど連絡をいただきました。
おめでとうございます!!!

いや~、嬉しいですね!
何といっても、広告業界に優秀な若い人たちが育ってくれることが嬉しいです。
また、この年になって、広告業界に対して、どう貢献するのかというテーマも少しづつですが実現できてきたような気もしています。

もっとたくさんの方々に、私を育てていただいた広告業界を知っていただき、興味を抱いていただくことができれば、どんなに素晴らしいことでしょう。
このサイトを楽しみにしてくれている方々もいらっしゃるようなので、今後もいろいろな方々のご相談にのっていきたいと思っています。

何なりとお申し付けください。

まずは、青学の皆さん、本当におめでとうございました!

13:45 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年12月16日
ロレックスに見るブランド価値2 / mochino

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出ました!
修理に出していたロレックスの見積もり。
約7万円なり。

皆さんは、この修理の料金を高いと感じますか?安いと感じますか?
ちなみに7万円の内訳は、「オーバーホール3,5万円、針・リューズ・ガラス・ねじ関係等の交換3,5万円」です。

私は、迷わず修理を依頼しました。
私が今まで使っていた黒のサブマリーナは今定価が43万円程度です。ネットで買うと32万円くらいでは買うことができます。
でも、ただの修理ではありません。
20年以上も一度も止まることがなかったロレックスの技術と新しい部品で、また、新品のように甦るのです。

そして、この20年の日々を私と共に時を刻んできた思い出も共有しています。
修理すれば、これからまた20年近くは一緒に時を刻むことになるのでしょう。

家や車も含めて、自分の身の回りにあるもので、20年も使い続けたものがあるでしょうか。
そして、うまくすると50年くらい使えるもの。
女性は、ジュエリーなどがあるのでしょうね。

もしかすると、時を越えて、私の娘の旦那さんに受け継がれて、2世代で愛されるかもしれませんし、私の親しい友人に遺品として残すかもしれません。
いずれにせよ、私にとって、ロレックスにはそんなことさえ予感させる信頼感があります。

これが本当の強いブランド価値だと思います。

これからの時代は、多額の広告費を無作為に垂れ流し、新規の顧客を大量に獲得するような戦略は通用しません。仮に獲得できたとしても、すぐに離れていってしまうユーザーにお金をかけても、長期的には利益を生まない構造になっています。

こうして、一度ユーザーになった顧客を逃がさない戦略が重要になっています。
CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)やFSP(フリークエント・ショッパー・プログラム)などの戦略で、確実にリピーターを育て、私がこうして皆さんに伝えているように「推薦者」としてBUZZを起こす構造を作ることが、今後の戦略では有効になってくると思います。

但し、エモーショナルベネフィットの強い商品やサービスを提供している企業にとっては、商品やサービスではなく、企業価値そのものを認識させることが重要になっています。

でも・・・、
修理に2ヶ月もかかるっていうので、ブルーのサブマリーナをもう一個買ってしまったんですけどね!
(写真←ちょっと自慢・ちょっと嬉しい。。)

09:10 | コメント (2) | トラックバック (1)

    社長としての、ボーナスの消えた先はそこですか・・私だとFenderのカスタムショップが買える値段だな・・・と考えてしまいます。

    投稿者 Telecaster : 2005年12月19日 04:26

    確かにアーチストの価値からしたら、そうなるでしょうね。手に職を持っている人が羨ましい・・・。

    投稿者 mochino : 2005年12月19日 08:22

2005年12月11日
AISCEASを整理した本当の意義 / mochino

最近、このサイトのログを見ているとAISCEASと検索して入ってくる人が急増しています。gooの中嶋副社長や国枝さんがWeb2.0を説明する際にもお使いいただいていたり、ネット広告代理店の最大手オプトさんの研修資料にもお使いいただいたりしているからだろうか。1年以上前から提唱してきて、本当に嬉しい限りです。

aisceas.jpg

しかし、これを受けた人が、本当の狙いをしっかりご理解いただけているかどうかは、甚だ疑問です。
私の講演では、ここに行き着くまでのマーケティングに関するシナリオがあります。

まずは、4Pだけでは物が売れなくなったという認識から入っています。
4P→製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、プロモーション(Promotion)の4つの「P」を完璧にすれば物は売れ、売れないときは、この4つのどれがいけないのかを分析するというものです。

大量受注・大量販売で「売り切り」「買い替え」が一般的であったバブル経済の時代と、物を吟味して慎重に選び、テレビなどのマス広告よりも友人などからの勧めでものを買うネットマーケティングの時代とで一番変化している認識は、「消費者の存在」です。
したがって、現在は、4P+消費者行動を一緒に考えてゆかなければならないということです。

次に、商品やサービスには、必ず「エモーショナルベネフィット(情緒価値)」と「パフォーマンスベネフィット(機能価値)」が認識されてブランドを意識することは、マーケティングを勉強している人には常識ですよね。
これを事前に語らずして、AISCEASが語られているケースが非常に多いと思います。
「今の消費者の購買行動はこうなってきています。」と平気で言い切っている方々を多々お見受けしますが、本当にそうなのでしょうか?

では、KIRINの「生茶」や「FIRE」は、広告に接触して、興味を抱いたら、検索をするのでしょうか?そして、「伊右衛門」や「GEORGIA」と比較・検討してから購入するのでしょうか?
ほとんどの人は、のどが渇いて、目の前にあるベンダーの中から、比較・検討して購入をしているはずですし、コンビニやスーパーでも、その棚の中で比較・検討して購入しているはずです。
これは、いくらネットが普及しても発達しても変わらない購買行動だと思います。

これで、今は「検索の時代」というひとことで片付けてはいけない理由がお分かりいただけたでしょう。

結論は、まず、消費者がAISCEASという購買行動をとるのは、あくまでも「機能価値の高い商品やサービスだけ」であるということをご理解いただきたいと思います。

AISCEASについては、奥が深いので、この先は次の機会に書くとして、では、情緒価値の高い商品やサービスを提供している企業は、自社のWebサイトをどのように使っていけば良いのかということになりますが、これは「ブランディング」を目的として企画運営するべきだと思います。

「こんな素晴らしい会社が作っているのだから、おいしいジュースに違いない」という信頼感の醸成と消費者との絆を強めてゆくのが筋でしょう。
そのためにも、その会社の技術の集約として、サイトだけでしか買えない高付加価値・高機能の商品を発売したりすることも有効な手段です。

キリンビバレッジの技術を集約して作った「究極のペット飲料」とか「エイジング飲料」などをネット会員だけに向けて販売をしてゆくのです。
そうすれば、これを買って価値を認識した人たちは、生茶やFIREを選んで買ってくれるようになりますし、BUZZを起こしてくれる「推薦者」に変化を遂げてゆくのです。

AISCEASは、マーケティング全体だけでなく、ネットマーケティングとして語ったとしても、ごく一部の購買行動分析モデルに過ぎません。
これだけで、消費者の行動がすべて変わったというような発言は、大きな問題でしょう。

本来、私は、これを整理した目的は、昔のようにテレビや新聞で大量に広告を流せば、消費者がAIDMAの行動をとる時代から、消費者のそれぞれの感情段階で、接触するメディアが変わったということを伝えたかったのです。

この次にその点を書いてみたいと思います。
お楽しみに。

11:37 | コメント (3) | トラックバック (4)

    友人のブログ(http://blogs.yahoo.co.jp/simfarmjp/) から飛んできました。
    非常に足が地に付いたご見解だと思います。全く同感です。
    注目すべきは、
    http://sinoue.jugem.jp/?eid=15 の指摘にあるように、消費者の接触するメディアが変化する中、メディアを支える要素技術が変化しそこに新しい認知手法や購買手法が研究されてゆく中、
    AISCEASのような新しいモデルの必要性が叫ばれてきていることではないかと考えています。

    投稿者 osamin : 2005年12月11日 13:20

    >>osaminさん
      コメントありがとうございます。
      いろいろなブログで、しっかり分析をされて  いる方々も存じています。
      そういう方々としっかりとこの分析を確立し  ていきたいですね。
      今後ともよろしくお願いいたします。

    投稿者 mochino : 2005年12月11日 14:08

    先日12月9日にTBさせていただいたのですが、うまく機能していなかったみたいです。失礼いたしました。その後、当方でもAISCEASを研究させていただき、某自動車メーカーの提案に使わせていただきました。改めてリアルで依頼させていただくことがあるかも知れませんが、その節はよろしくお願いします。

    投稿者 今泉 : 2005年12月22日 18:35

2005年11月28日
ロレックスに見るブランド価値 / mochino

51609010092.jpg
11月24日、27歳の時に2年間のローンを組んで買ってから、この20年以上一度も止まったことがなかった私のロレックスが、突然止まってしまいました。
この時計をはずすのはゴルフとジムに行くときだけで、後はハワイで泳いだときも、エルニドで潜った時も、毎日のお風呂の中でも一度もはずしたことはありませんでした。

なのに、突然止まってしまった。。。

私は、これを購入して以来、時計はこれしか持ったことがなかったので、とても戸惑いました。今の若年層は、携帯電話で時間を見るので、腕時計をする人が減っているそうですが、私も携帯の時計を直るまで使おうと思ったのですが、これがデジタルなので時間的感覚がいまいち良くわからない。

そこで、あわてて松屋の時計売り場に修理に行きました。
何でも、松屋の時計売り場にはロレックス指定修理店のディスプレイがあり、ここでの修理は間違いがないとのこと。まずは、修理の見積もりに2~3週間かかると言われ、最低でもオーバーホールで約5万円、それに20年以上前の物なので、消耗部品の交換などがあり、7~10万円の修理代がかかると
いわれました。

がっび~ん!!

「そんなにかかるんなら、新しいのを買おうかな。」と店員さんに伝えると、「でも、ここについている傷などもすべてメッキをしなおして、新品に見えるようになりますよ。」と教えてくれました。

それはすごい!!

バブル経済までの企業は、大量生産・大量販売に注力し、消費者との対話を避けてきました。消費者も使い捨ての時代だから、壊れたら新しいものを買えば良いと思っていました。

今の時代はどうでしょう。

デフレの時代を経験し、直して使うことを覚えましたし、リサイクルショップも使い方によっては有効であることを知りました。
そして何より、物を買うときにとても慎重に選ぶようになりました。

この会社は、どんなところが優れているのだろうか。
どこに信頼が置けるのだろうか。

そんな環境の中から、企業はこぞってブランドメッセージを強化し、ブランドプロミスをしているのです。

ほんの1~2年前に、サントリーさんのブランドメッセージ「水と生きるSUNTORY」の「水と生きる」の文字の大きさが「SUNTORY」と同じ大きさで表現されるなんて、誰も思いもつかなかったと思います。
また、資生堂さんのサイトのトップページは「一瞬も 一生も 美しく」というブランドメッセージがFlashで大きく取り扱われています。

これらは、企業がいかに消費者と対話をしたがっているのかを物語っています。
対話をすることによって、信頼が生まれ、絆になって、ブランド力が増してゆくからです。

そんな環境下で、これからの企業は、消費者と末永い関係を築きたくて仕方がなくなっています。
そこで重要になってくるのが、「商品のアフターフォロー」ということになります。

安いものは、使い捨てなので、買い替えを前提とし、アフターフォローはありません。
しかし、ブランド力を高めてゆくには、末永く商品を愛していただき、クロスセル・アップセルにつなげてゆくことが重要になってきます。

最近では、ベンツが『メルセデスケア』というサービスを新車に付加しています。
部品や修理費が高いと言うイメージを一新しようと、新車を購入して3年間は、すべての定期点検と部品交換は無料でやってくれます。
ヴィトンのバックは、何年経っても縫製しなおしてくれます。

強いブランドは、こうして高い価値を守っています。
ロレックスの修理に10万円をかけようという気になりました。そうすれば、娘が結婚して旦那ができたら、形見として使ってもらえるかもしれない。。。

でも、修理が終わるのに2ヶ月以上かかるらしいので、結局、もうひとつ、違うデザインのものを20年ぶりに一個購入しました。今度は、死ぬまで使えると思います。もう、余命幾ばくもないので。(笑)
どこで買ったかと言うと、AISCEASの法則に則り、最後は価格.comで買いました。

15:49 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年09月25日
眞鍋かをり先生の影響力 / mochino

blogの女王眞鍋かをり先生のblogを読んでいると、かなり面白い情報が取れます。
今回も「恋のマイアヒ」がヒットする要因になったお笑いシークのフラッシュから、 「もすかう」をご推薦。あっという間にランキングトップになっています。
しかし・・・、ワロタ。

07:17 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年09月13日
広告コミュニケーションは小泉戦略に学べ / mochino

自民党の圧勝に終わった今回の衆議院選。
選挙戦の最中から、小泉首相の主張だけが際立った選挙のように感じていた。
大敗を記した民主党岡田代表は「我々の思いを国民に伝えられなかった。」と敗因を分析した。

その通り!
明らかにコミュニケーションの戦略・戦術の失敗だった。

今回の衆議院選は、何のために行われたのか?
郵政民営化法案の否決を受けた、いわば国民投票であったはずだ。
ところが、その対抗勢力である民主党は、「少子化」「年金問題」などと、話題をすり替えている。
まず国民が聞きたいのは、郵政民営化になぜ反対しているかということだ。
「他にやるべきことがある?」
優先順位を確認する選挙ではないはず。小泉首相は、改革の中核に位置づけた郵政民営化を国会で否定されたことに対して国民に判断を委ねたのだ。

この選挙に乗じて、相手の粗を探して政権交代を目指すより、郵政民営化の本当の狙いである国家債務の軽減をどう行うのかを議論すべきではなかったか。
民主党なら、郵政民営化をしなくても、こういう方法で借金を減らすことができる!と国民に説明してくれればいいだけの話だ。

まあ、プレゼンテーションの失敗は、要因はいろいろあるけれど、筋道の違ったプレゼンは、失笑を買うだけだ。

それに比べて、小泉首相のコミュニケーションは、素晴らしかった。
彼は、たった一つの言葉しか使っていない。
「郵政民営化による改革路線の推進」である。

この言葉を国民はどう理解したのだろうか。
多くの人たちは、郵政民営化法案の内容を理解しているわけではなく、各論はわからないはず。
しかし、小泉首相が「何かを変えようと孤軍奮闘している」事実を嗅ぎ取ったはずだ。
これが、今回の選挙の特徴である「なだれ現象」につながってゆく。

実際には、郵政民営化が良い事なのか、好ましくないことなのかという判断よりも、改革路線を継承するかどうかの判断によって「自民党」に投票してしまったというのが本当のところだろう。

広告コミュニケーションに携わる人たちは、この選挙結果を大いに参考にし、学ぶべきだと思う。
いろいろな競合商品が乱立し、いろいろな広告が節操なく放出される中、他との違いを明確に打ち出し、たった一つの一貫した主張をし続けることが、強いコミュニケーションを作り出し、自分たちの予想もしないイメージの拡大につながってゆくということだ。

私たちコミュニケーションを職業としている人間にとって、小泉首相の「人に伝えること」の技術の高さを改めて感じさせられた事件だった。

09:13 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年09月05日
日本初!?ブロガー記者会見 / mochino

眞鍋かをりさんのblog本「眞鍋かをりさんのここだけの話」発売を記念して、9月4日日曜日に紀伊国屋で記者発表と握手会が行われたそうだ。
(詳細は、ご本人のblogでどうぞ)

この話だけでは、何の変哲もない出版イベントに過ぎないが、何とこの記者発表がブロガー記者相手に行われたそうです。ほー、ついに日本にもこの手の手法でやる時代になったか。

前回のアメリカ大統領選挙で、ホワイトハウスにブロガー記者が初めて招かれて、ブロガーをはじめとする消費者が作成するメディアCGM(ConsumerGeneratedMedia)時代に突入したと、大変話題になったが、日本では、まだまだそこまでのパワーを感じられなかったのだが・・・。

今回は、テレビ局やスポーツ紙などの芸能記者を呼ぶのではなく、ブロガーを呼んだところに眞鍋さんのブロガーとしてのセンスを感じるね。もっとも、企画したのは周りの人たちなのだろうが・・・。

今後、いろいろなプロモーションを実施するのに、新しい手法として注目をすべきだということだけは事実のようだ。今後この本の売れ行きに注目をしたい。

07:32 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年07月31日
BUZZマーケティングとは / mochino

最近、テレビ広告を見て、ものを買う人が減ってきています。
広告主たちは、テレビ広告が効かなくなってきたと感じ始めています。

私は、それはテレビ広告の役割が変わってきたからだと思っています。
テレビを見ながら携帯でメールを打ったり、PCのマウスを転がしていたり、HDDレコーダーで、好きなドラマやお笑いなどは、CMをスキップさせながら集中的に見ていたり・・・。

特に若い世代はテレビのCMと接触する時の集中力は明らかになくなってきています。
でも、耳だけは空いている。
だから、CMに一番大切なことは、「音」なんだろうと思います。
たったひとことの言葉や音でCMを認知してもらう。
気になれば、その言葉をその場で検索します。
あとは、BUZZマーケティングによって、展開されることにもなるでしょう。

ところで、BUZZマーケティングの「BUZZ」とは、「ハチがブンブン飛び回る羽音」という意味なんだそうです。
なるほど!広告の世界で、おいしさ感を表現する言葉に「シズル」という言葉がありますが、この語源は「鉄板で肉を焼く音」という意味であり、ここから来ています。また、ブランドの語源は、「牛に焼印を押す(Burned)」ということから来ています。他の牛にまぎれてしまわないように自分の牛と区別することから始まっています。
語源というのはとても面白いですね。

話を戻しますが、BUZZマーケティング(口コミマーケティング)はどうして起こるのでしょうか。
生活者が、どんな感情を受けたときに、人に伝えようとするのでしょうか。

私は、「surprise」だと思っています。
「surprise」には2種類あって、誕生日の日に恋人からプレゼントをもらった時は、「good surprise」。
でも、突然親しい方がなくなった場合には、「surprise」。

いい事も悪いことも、「surprise」までいかないと人は他の人に伝えようとはしません。
「自社の商品が出たから、これからはBUZZマーケティングを中心にやってゆこう。」などとおっしゃる広告主の方々、商品が「surprise」に値するベネフィットがあるかどうかをもう一度お考えください。
これが見つかれば、テレビ広告でもまだまだ充分に伝えられると思います。
そして、期待しなくともBUZZは必ず起こります。

08:39 | コメント (1) | トラックバック (0)

    BUZZマーケティングにサプライズ!

    本当にキーワードだと思います。

    投稿者 小兵衛 : 2005年08月25日 18:46

2005年07月13日
テレビ視聴時間とネットの関係 / mochino

先日、ビデオ録画と視聴率の関係を掲載したが、ちょっと面白いデータを入手したので、報告します。
ビデオリサーチ関東6時~24時の1日あたり、ひとりが何分くらいテレビを見ているかというデータがあります。
2000年から2004年の5年間で、個人全体としては、ほとんど変わっていません。(当然、世帯もそういう傾向です。)

しか~し!
個人別(男女単純集計)を見ると面白い特徴が・・・。

4~12歳(184分→161分)、13~19歳(172分→159分)、20~34歳(178分→169分)、35~49歳(236分→216分)と2000年から2004年に向かって、どの世代も確実に減ってきています。
でも、な、な、なんと!50歳以上は、(319分→343分)と実に24分も増えています。

テレビ見る暇があるんだったら、PCの勉強しなさいよ。
この世代が、視聴率を支えているのです。
恐るべし、シルバー世代。

テレビ視聴率は変わらないかもしれませんが、視聴率の質(意味)は大きく変化を遂げている事になります。
しかし、テレビスポットを購入する時は、相変わらず、何の変哲もない「視聴率1%コスト」(1%の値段)でやり取りをしています。
以前は、テレビで確実にコミュニケーションできた世代が、少しづつできなくなってきています。
その人たちにメッセージを送る新しいメディアが、ネットであったり、モバイルであったりするのです。

14:14 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年06月30日
HDDレコーダーのCMスキップでも「CM価値下がらない」!?? / mochino

矢野経済研究所が6月29日に発表した「2005 視聴スタイル動向調査」によると、HDDユーザーが録画した番組のCMをスキップする割合は約70%にものぼっているのにも関わらず、広告主は視聴率が減っているわけではないので、影響はないと答えているそうだ。

しかし、セットインユースが減っていなくとも、国民生活時間調査の中で70%弱の人が接触メディアとして減ったメディアをテレビと答えている。
視聴率は落ちていないが、視聴者の見ている感覚はない、ということになる。

セットインユースは、テレビのスイッチをつけている割合であり、視聴率はそのチャンネル別を表している。ここに保障されているのは、テレビが何らかの局にチャンネルが合わされて、スイッチが入った状態であるということ。
もっと言えば、うちに帰るとテレビをつける癖のある人は、その生活パターンは変わっていないということは証明できる。
しかし、見ていないのだ。

その時は、携帯メールやインターネットなどを同時にやっているからで、テレビCMに影響がないなんて分析になるのはおかしいと思う。

ましてや、この調査の中で、これからは「プロダクトプレースメントが主流」などと言っているけど、これには、提供スポンサーとの兼ね合いがあり、飲料や車など広告出稿の多い業界は、必ずスポンサーバッティングになって、露出はできない。そんなことは、代理店のメディアを売ったことがある人間にとっては、「いろはのい」である。
さらに、プレースメントが進めば進むほど問題になるのは、消費者もそれを広告と見抜き、共感性は失われるという事だ。

もっと言えば、放送法に中で、広告は放送時間の1割と決められているはず。これが公になって、テレビ局は広告ではないと言い張れるのか。
わからないように露出するサブリミナルみたいな方法だから、今は効果があるのだ。

16:03 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年06月14日
AIDMAでは証明できない今の消費者購買行動 / mochino

以前から、講演などで話をさせていただいている、AIDMAの法則に代わる現在の消費者購買行動モデルを私なりに整理した「AISCEAS」(私はアイセアス【愛せ明日】と呼んでいる)に関して、宣伝会議から取材を受け、5月1日売りの「黒の宣伝会議」p56.57に掲載されたのでご存知の方も多いと思う。
aisceas.jpg
その後、その記事をご覧になって、電通高広氏のblogに取り上げていただき、そのトラックバックにこんな記事渡辺聡さんのこんな記事、さらには別のblogでこんな記事にまで広がっている。 7月1日売りの宣伝会議には、この「AISCEAS」を含めたネットでブランド構築をしてゆく課題の特集が組まれることになった。是非、ご意見を伺えればと願っている。最新記事はこちらから

21:55 | コメント (0) | トラックバック (6)

2005年05月20日
なかなか便利なRSSリーダー / mochino

RSSをご存知ですか?
今、いろいろなブログ記事がネット上で重要な情報源になっていますが、気に入ったブログサイトは次々に現れます。すると「お気に入り」に追加する事になりますが、登録したお気に入りを毎日見に行くのも結構大変なことです。

そこで、RSSリーダーなるものがあります。
あらかじめ、読みたいブログを登録しておくと、そのブログが更新されるごとに教えてくれます。
ちょうど、メールフォルダにメールが届くと数字が増えてゆくように、更新記事数が表示されます。
これで、お気に入りに入れたサイトを毎日いちいち見に行かなくても良くなります。

私もgooのRSSリーダーを使っていたのですが、これは便利!!
と思っていたところ、さらに進化したRSSが登場しています。

一般のRSSリーダーは、out lookのように幅を取りますが、今回ご紹介するレッドクルーズRSSリーダーは、PCのはじとか邪魔にならないところに自由に表示することができ、新幹線の中のニュースのごとく、登録しておいたブログが更新されると記事の表題の文字が流れてきます。
一年前頃にテストで使ってほしいといわれ、使っていたのですが、結構使い勝手が悪かったりして、そのあたりをレッドクルーズ増田社長にお伝えしたのですが、1年経って、とても使いやすく改善されていました。

ブログをたくさんお読みになる方に是非お勧めの逸品です。
※ちなみにダウンロードは無料です。
topimage2.jpg

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2005年04月24日
セミナー講演のDVDが売り出される!? / mochino

えらいことになりました。
2005年3月17日(木)に開催されました『Eビジネス研究所 BizMarketingアカデミー』で講演をさせていただきました講演のDVDが発売されることになりました。
発売もとのネットアンドセキュリティ総研株式会社は、ライブドアの子会社でもあり、堀江さんが役員にもなっています。
余談ですが、当日の講演会場もライブドアの会議室で、例の件の真っ只中でしたので、ちょっと複雑な気分でした。

こんなDVDが31500円もするそうで、果たして買ってくれる方がいるのでしょうか?
しかし、22日に発売して、初日にお申し込みがあったようですが、地方の方だそうです。
まあ、東京まで出てきて、講演を聞くことを考えると、こういうニーズがあるのかもしれませんが・・・。
それにしても高い!

11:29 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年03月18日
フジテレビvsライブドアのゆくえ / mochino

どうやら、ライブドアはニッポン放送の議決権を確実なものにし、次はフジテレビ株のTOBを目指すことになったらしい。まだ、ニッポン放送の新株予約権発行差し止めを命じた仮処分の東京高裁の判断待ちというわずかな望みは残っているが、ニッポン放送の主張する「企業価値の低下」は理解が得られにくいだろう。

なぜなら、メディアとしての価値として、ラジオ広告費は昨年実績ですでにインターネットに抜かれてしまっており、今後、同じ音声放送メディアとしての位置づけならば復活は望めないからである。

ただ、この2月3月という時期は、メディア営業にとっても広告代理店にとっても、とても大事な時期でもある。
番組提供スポンサーが4月からの改編期に継続してくれるかどうかの交渉をしている時期だからである。ニッポン放送の看板番組であるショーアップナイターなどのスポンサーをいかに継続してもらうかをこの時期に交渉しており、スポンサーは、多分、ナイターの聴取率が下がってきていることと、年齢層があがってしまってきていることなどを理由に、降りてしまうか料金を安くしようとしている。
そんな時に、ライブドアが経営権を握った場合、今後の番組制作や編成方針がどうなるかを見極められないため、それを理由に降りてしまうことが想定される。
そうなったら、企業価値は低下する事になるので、そういう観点で主張をするのなら理解はできるのだが・・・。このあたりは、いつかは覚悟をしておかなければならない問題だから、企業価値の議論には影響はないのかな。

また、テレビ自身は安定なのか。
ビデオリサーチの調査によると、過去5年のセットインユース(テレビのチャンネルをつけている割合)は減っておらず、相変わらずテレビ広告費は堅調に推移している。

しかし、本当にそうなのか?
ACR・国民生活時間調査や他の調査でも、最近接触しなくなったメディアという質問で、40%以上の人たちがテレビを上げている。
この違いは何なのか。それは、テレビはつけているが「見ていない」ということになる。もしくは、テレビを見ながらネットをやっている(携帯iモードなどを含む)という状況だろう。
現にブロードバンドユーザーの8割の人たちが、テレビとパソコンが同じ部屋にあると答えている。

また、私も最近SONYの「スゴ録」を買って驚いたのだが、自動的にお笑いやドラマ、スポーツなどの好きなジャンルを勝手に録画してくれているので、時間のあるときに見たいものを自由に見ている。しかもチャプターごとに再生ができるので、CMはストレスなく飛ばしてしまい、結果的には54分番組を40分程度で見られることになる。

また、日本代表サッカーを予約して、放送開始の19時までに帰れなくても、放送途中の20:30から頭出しで最初から見ても、最後まで裏で録画を続けてくれる。これは、とてもありがたい。限りなくリアルタイムで見られるからだ。でも、この時も、CMは飛ばしてみてしまう。

このような環境化で、ニッポン放送もフジテレビも、ライブドアと組むことが本当に企業価値が落ちると思っているのだろうか。
他にいろいろ仮題はあるものの、この議論に関してはまったく根拠のない視点だと思う。
どう考えても、テレビやラジオが本格的にネットと融合して、新しい価値を見出す方が、日テレ・TBSなどと明らかに差別化したメディアになれると思うのだが・・・。

このニュースには、本当に毎日目が離せない。

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2005年02月23日
FIRE着メロプレゼント / mochino

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KIRIN FIREゴールドラッシュが味も新たにパッケージリニューアルされました。
今回のキャンペーンは、携帯の着メロサイトGIGAをはじめとするすべてのキャリアで着メロを無料でダウンロードできます。

このキャンペーンのひとつのねらいは、CMの「音」を資産と捕らえ、さらに有効活用をするということにあります。今や、テレビを見ながら携帯メールやインターネットを使っている人が非常に多く、テレビCMの有効性が疑問視されています。しかし、そういう方々も「耳」は空いています。そこで、これからのCM制作には、「音」がとても重要になってくると思っています。

また、飲料などの商品関与度の低いものは、コンビニなどで選ばれる時にその瞬間のイメージで選ばれます。「新しく出た」「パッケージが気に入った」「今はこれを飲みたい気分」など、高速思考で選ばれます。ということから、各社ストアプロモーションをとても重視しています。

そこで、着メロが鳴ったらどうでしょう。大滝詠一のメロディーで「生茶」を想起します。これが、CM資産の二次利用です。
また、着メロユーザーは、何で着メロをいつも変えるのでしょうか?彼らは、自分の携帯着信音が他の人とかぶらないようにいつも新しい音楽をダウンロードしているのです。従って、CMを放送する前に着メロサイトでプレゼントすることによって、争うようにダウンロードをしてくれます。

また、携帯サイトには、CMもiモーションで見られますし、商品説明やCMのシナリオを書いてあるので、商品理解率がとても上がります。

こうして、着メロをダウンロードしたユーザーは、テレビで1本流れた瞬間から、FIREのCMと認知するのです。本来は、「3回リーチ」といいますが、CMは3回接触するまでほとんど意識はなく、4回くらいから商品名や内容を記憶してゆきます。それが、1回流れただけで認知してしまうのです。
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こんなご提案をキリンビバレッジさんにしたところ、その場で実施を決めていただきました。
今後、出てくる商品にも継続してやっていただけることになりました。
ご興味のある方は、このQRコードから体験をしてみてください。(iモード用です)

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2005年02月04日
3倍売れる!企業のための実戦ネット・ブランディングの最新手法 / mochino

なんて講演をやることになってしまいました。
サブタイトルは
~「売れる」Webサイト構築のプロが明かす、強固なブランド構築と効果的広告投下・集客手法とは~

タイトルだけ見ると、なんか如何わしいハッタリをかましている感じが否めないなあ。
でも、結構高いお金を取るセミナーは、これくらいのタイトルでないとだめだと言われてしまいました。

きっかけは・・・・、「フジテレビ!」
ではなく、Eビジネス研究所の木村社長をアフリエイト書籍の第一人者森田慶子さんにご紹介いただいたこと。

主催:「Eビジネス研究所 BizMarketingアカデミー」
    Eビジネス研究所
    ネットアンドセキュリティ総研株式会社
日時:2005年3月17日(木曜日) 14:00~17:00 
受講料:25,200円(ですって!)
    
まあ、3時間もあるので、2時間くらいしゃべって、後は参加者といろいろディスカッションをしたいと思っています。
もしご興味があれば、ご参加ください。

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これからのトレンド「企業blog」がわかる本 / mochino

Web研で活躍する四家さんの本が出た。
その名も「ビジネス ブログ ブック」。
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昨年、自社(株式会社カレン)のサイトをいち早くblogに変えて、日経新聞にも掲載されている。
その後、一般企業のコミュニケーション手法として、blogの有効性を説き、日産「TIIDA」のサイトをblogで作ったのも彼の手によるもの。

blogは、一般の人々をメディア化し、時には、報道記者にさえもさせてしまう。
今や、情報は、検索をしてblogから取る時代になってきており、RSSリーダーの普及により、必要な情報とそうでない情報を自分なりにセレクトできるようにもなってきた。

今日のAd Innovator織田浩一氏のblogにも投稿されているが、今後の広告コミュニケーションの方向は大きく変わらざるをえないだろう。
このあたりも充分に注意が必要ではあるが、まずは、四家氏のこの本を読んで、基礎を身に着けていただきたい。

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2005年02月02日
古田敦也選手に二度惚れ / mochino

「やっぱり古田敦也は見ていた!」
これは、火曜サスペンスのタイトルではありません。
古田選手は、やっぱり見ていたんです。トラックバックした全員の記事を!
ということは、私が先日にトラバした文章を読むために、このサイトにもやってきたと言うことです。

やっぱりblog恐るべし!!
今後、これがどのように企業の広告コミュニケーションに役立つのか、私なりにゆっくり考えてみようと思う。
ところで・・・、
眞鍋かをりは来た気配がないぞ!?

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2005年01月27日
「ビアっ子生」の風見しんごさん / mochino

風見さんのblogを発見しましたが、風見さんには、10年前に東北限定KIRIN「ビアっ子生」というビールのCMで、千堂あきほさんと新沼謙治さんと3人で出てもらったなあ。
blog5.jpg

最初の撮影は、世田谷のスタジオだったけど、2作目は山の中でロケだった。宿泊施設にテニスコートがあって、新沼さんの奥さんは、元バトミントンの世界チャンピオン湯木 博恵さんだから、新沼さんがテニスをやろうと盛んに誘ってきた。それならと、私と風見さんと組んでダブルスをやった。結果は、ラケット種目では勝てなかったな。

夜になって、クライアントの女性が誕生日だとわかって、カラオケで騒いでいたら、風見さんも騒ぎに気づいて入ってきた。「お誕生日のプレゼントは何がいい?」と風見さんがクライアントの女性に声をかけると、「バクテンが見たい!」。
当時、テレビなどで良く風見さんがやっていたので、それをおねだりしてしまった。

でも、さすがサービス精神旺盛の風見さん、お酒を飲んでいるのにバクテンの連発!
これで、来年も契約は継続だな。と、思ったのもつかの間、その商品は残念ながら終売になってしまったのでした。。。

20:21 | コメント (0) | トラックバック (1)

古田敦也選手の素顔のblog / mochino

昨年の球団再編成では、とても男を上げた古田選手の公式blogはすごいです。
なんせ、こうしてトラックバックをすると、古田選手に私の存在が知っていただけるのです。
眞鍋かをりさんのblogも・・・・、っておい!タイトルがかぶってんじゃん!!

でも、こうして著名な人たちがblogを始めてくれると、ラッキーな場合、その人たちがトラックバックをしてくれる可能性もありますよね。しかも、そのファンの人たちもわたしのサイトを覗いてくれる可能性があるわけで、これは、近い将来大変なことが起こる予感がしています。

私たち、Webマーケティングに関わっている人間としては、これを企業として採用することがトレンドになるような気がしています。現に日産さんのTIIDAを始めとし、徐々に取り入れている企業があります。車のことに自分の意見をはっきりメーカーに伝えられるのです。
それだけなら、今までの公開BBSと何も変わりませんが、自分のサイトにトラックバックをしてもらえれば、自分のサイトもただの車マニアではなく、メーカーと対等にコミュニケーションできるツールを手に入れたことになりますね。

企業としても、ひとりひとりの方々に丁寧に返事を返すことによって、たくさんの人に信頼をいただけることになります。結果、ブランド力が上がってゆくということになります。

ただ・・・・、古田さんや眞鍋さんのようにトラックバックが増えてしまうと、ファンレターを返信することのように、トラックバックはできなくなってしまうのでしょうね。

19:42 | コメント (0) | トラックバック (1)

2005年01月12日
ビール広告 制作の裏話 / mochino

ビールの広告は、本当においしそうですね。
まあ、おいしそうにできなければ、広告として失敗なのですが。(笑)
皆さんがご覧になって、おいしそうに感じることを業界用語で「シズル感」と言います。
ですから、おいしそうに見えないときは、クライアントから「シズル感が足りない!」とお叱りを受けるわけです。

では、そのおいしさ感をどう演出しているのでしょう。
皆さんは、居酒屋などに張ってある生ビールの大きなジョッキのポスターをご覧になったことがありますよね。あのジョッキの写真を撮るだけで、丸1日以上スタジオに入りきりで、スタッフは20人以上が付きっ切りになります。CMの場合には50人くらいの人が関係しています。
top_tit1.jpg

ジョッキにおいしそうな汗がついていますね。これを我々は、ジョッキにシズルをつけると言います。
きれいに洗って自然乾燥させたジョッキを2~30個用意して、ひとつひとつ丹念にロウのスプレーを吹きかけ、布でなじませます。この作業だけでも数時間かかります。

次にゆっくり冷えたビールを泡を立てないように斜めにして7分目まで入れます。
そのあと、泡をつけなければなりません。
なぜ、注ぐ時に泡をそのままつけないか、疑問ですよね?ビアガーデンのようにそのまま注げばいいのにと思っていらっしゃいませんか?
そのやり方だと、シャッターを切る時には泡が沈んでしまいます。

昔は、泡の代わりにシャービングクリームを使ったり、塩を入れると泡が吹き出すのでそれを利用したり、注射器で底に空気を送り込んで、泡を作ったりしていました。

あらゆる試行錯誤の中、我々は「固い泡」を作ることに成功しました。ここは、「特殊効果屋さん」の企業秘密なので公開はできませんが、本物のビールをとても決め細やかな泡に仕立てて、先ほどの7部目に注いであるビールの上に静かに継ぎ足してゆきます。
これで、てんこ盛りの泡が完成します。

その後に霧吹きで、満遍なくジョッキにシズルをつけて行きます。

これでようやく出来上がりですが、ロケの場合、ここまで準備ができたところで、太陽に雲がかかったり、モデルさんが斜めにして泡をこぼしたり・・・・。スタッフ一同から「あ~あっ!!」の大合唱が起こります。

テレビCMで、飲む人たちがたくさんいると、本当にこの準備が大変です。ですから、なみなみ注いだビールをたくさんの人が一斉に飲むシーンはほとんどありませんよね。できないし、やりたくないんです。(本音)大体は、少し飲んだところから使っています。

最後に、ライティングが命です。
この写真もきれいなビールの色ができていますよね。これは、ジョッキの裏に小さなレフ板をつけていて、レフ板に光を当てることによって前に透き通った琥珀色が出るように調整をしています。

では、作るのにどれくらいのお金がかかるの?とか思いますよね。
ジョッキのポスターをロケで1枚作ったら、安くても1000万円くらいです。
CMでタレントがいない場合でも2~3000万円かかります。

こんなことを知りながら、ビールの広告を見ると、また違った楽しみがあるかも知れません。

※KIRINさん、すみません。ちょっと写真をお借りしました。

10:26 | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年11月14日
コミュニティー「GREE」は面白いね。 / mochino

ブログ
ソーシャルコミュニティの草分け「GREE」は、とても面白い。
いろいろな友達がたくさんできて、Blogもたくさんの人に読んでもらえる。
ただ、参加するのに紹介が必要なので、上のリンクでは見られないかもしれないね。
参加ご希望の方は、返信ください。ご紹介します。

先日も、私のGREEページをみて、広告業界に入りたいという学生さんが連絡をくれました。業界を目指す人はとても多い。私が以前勤務していたADKも、受験希望者が8000人も応募してきます。
どのような選考をしてゆくのか、ご興味があれば連絡ください。
優秀な方々がたくさん集まれば、いい広告がたくさんできて、世の中の人がもっと正しい情報を受けられるようになります。
広告業界を少しでも活性化することも私のミッションだと思っています。

10:14 | コメント (17) | トラックバック (0)

    大変恐縮なのですが、GREE紹介希望です。
    まわりのトモダチがやっていないみたいなのですが、非常に興味を持っているので紹介をお願いいたします。n-k1984@muc.biglobe.ne.jpです

    投稿者 なおゆき : 2005年04月30日 20:49

    なおゆきさん、GREEにご招待をしました。
    私にもお友達を紹介してくださいね。

    投稿者 望野 : 2005年05月08日 07:35

    すみません、文字化けしてしまったみたいです。
    GREE参加したいので、ぜひ紹介していただけないでしょうか?よろしくおねがいします。

    投稿者 イチ : 2005年05月19日 23:20

    はじめまして。GREEへの紹介を希望致します。突然で大変失礼かとは思いますが、どうぞよろしくお願いします。

    投稿者 ヤスダ : 2005年07月23日 01:29

    はじめまして。大変失礼で、大変唐突で申し訳ないのですが、私をGREEに紹介していただけないでしょうか。GREEには興味津々ですので、ぜひよろしくお願いいたします。

    投稿者 づかちゃん : 2005年09月13日 05:56

    このサイトからGREEの仲間が増えました。
    皆さんをご招待いたしました。
    ご希望の方は、自己紹介と一緒にお申し込みください。

    投稿者 mochino : 2005年09月13日 07:24

    mochinoさん、はじめまして。
    GREEに興味があります。
    大変恐縮ですが、私も紹介お願いします。

    簡単な自己紹介です。
    神奈川県在住。30歳後半。
    妻1人、子1人です。
    趣味はインターネット、ドライブ等です。

    簡単ではありますが、宜しくお願いします。

    投稿者 jiad0916 : 2005年09月15日 17:20

    はじめまして。greeやmixiというコミニケーションサイトの存在を最近知りいろいろ調べていたらこのページにたどり着きました。
    宜しければ紹介していただけないでしょうか?
    私は群馬県に住んでいる、24歳の会計士を目指している受験生です。同じような目標をもっている人たちと知り合えたらいいなと思っています。
    よろしくお願いします。

    投稿者 ヤス : 2005年10月01日 14:22

    この記事、最近さらにGREEやMIXIが活発になってきたせいか、とてもヒットするらしく、紹介してほしいというお申し入れが急に増えてきました。
    しかし、本来のSNSの目的は、友達が友達を紹介するというのがコンセプトです。
    今までにこのサイトを通じてGREEにご招待をした方々が、その後、私に何もコンタクトを取ってこない人が多いので、コンセプトに合わないと感じ、今後はご招待のお申し入れをお断りすることにしました。
    ご了承ください。

    投稿者 mochino : 2005年10月03日 09:01

    GREEへの招待を希望しています。
    よろしくお願いします。

    投稿者 ST : 2005年12月23日 01:32

    はじめまして。
    あれれ。。GREEがどんなものか
    興味があって検索していたのですが。。
    ミクシィはやってますがおやすみ中なのです。

    もしお料理の話とかできたら
    よろしくお願いします。。

    では。。

    投稿者 水謎さとみ : 2006年02月21日 00:24

    こんにちわ。
    GREE紹介希望です。
    よかったら招待してくださいな。
    よろしくです。

    投稿者 ぷち : 2006年04月01日 01:48

    はじめまして。
    以前からGREEで友達を増やしたいと思っているのですが、なかなかまわりに会員の方が見当たりません。
    もし、よろしければ紹介していただければ幸いです。

    投稿者 kana : 2006年04月07日 13:56

    mochinoさん、はじめまして。
    GREEに興味を持ちました。
    もしよろしければ、私も紹介していただけるとうれしいです。

    投稿者 air : 2006年04月24日 02:32

    今更なのですが、GREEに紹介して頂けないでしょうか?
    因みに、神奈川県に住んでいる学生です。
    知人でGREEをやっている人がおらず、
    インターネット上で紹介してくださる方を探していました。
    是非お願いしますmm

    投稿者 あっこ : 2006年04月29日 04:13

    はじめまして、GREEの世界を知りたくて
    友人、知人を頼ったのですが、GREEに繋がる糸口がないため、
    検索エンジンを利用して招待していただける方を探していました。
    mixiは自分が納得するまで見ることができたので、
    ぜひGREEの世界も知りたいのです。
    あつかましいお願いだとは思いますが、ぜひ招待していただきたいです。
    これがきっかけで、たくさん友達ができればいいなぁと思っています。
    よろしくお願いします。

    投稿者 suzu : 2006年05月01日 20:42

    最近もたくさんの方々から、GREEへの招待依頼を頂いておりますが、昨年10月1日にコメントした通り、GREEはあくまでも知り合いを紹介するというルールがあるので、その後のご紹介はご遠慮させていただいております。
    あしからず、ご了承いただきますようお願い申し上げます。

    投稿者 mochino : 2006年05月06日 10:55
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