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先日、私の後輩が弊社を訪ねて来ました。
この後輩は、父親の代から新宿・渋谷・銀座などに20店舗の飲食店・居酒屋を経営しています。
昨今の不況によって、経営はとても厳しいらしく、特に銀座の落ち込みはひどく、新宿・渋谷のように、自分のお金で飲むのと違い社用族の厳しさでもろに影響を受けているようです。
そんな環境から、今回の訪問は、サイト運営とCRMに関する相談でした。
そんな中、とても驚く話を聞きました。
彼の会社は、古くから「ぐるなび」を活用しており、ベスト3の店舗にも選ばれた実績があるそうです。
そんなことから、現在は、お客様の約6割は「ぐるなび」から来るそうです。
ただ、「最近、店長が、不要な仕事に追われて困っています。」という話を聞きました。
その原因は、「ぐるなび」の課金システムにありました。
「ぐるなび」は、現在、1店舗の出店に月額10万円を課金しています。
また、エリアや料理を選んだあとに上位に掲出される「今月のお店」に掲載するのには7万円掛かるそうです。
問題は、そのあとの、お店の一覧が掲出される仕組みにあります。
この一覧は、当然のことながら、上位に掲出されるほうがいいですよね?
私みたいな「ものぐさ」な人間は、上のほうから検討をしていって、ほぼ満足できる店が出たら、それに決めてしまったりします。
また、今までの楽天や価格コムの経験値で、上位に来るものの信頼性が高いと判断をしていました。
ところが、この一覧は、更新されると上位に来るという単純な仕組みになっているそうです。
確かに、参加店が少ない時期はそれでもよかったんでしょうね。
しかし、最近は競合も多く、2ページ目・3ページ目などでは効果が出にくくなっているようです。
その反面、更新をするといっても、メニューは早くても1週間程度は変わりませんし、更新する内容がないことも事実です。
そこで、この仕組みの盲点をついたアイデアが出てきたようです。
店長が、毎日、文章の最後の「。」を付けたり取ったりして更新をしているのだそうです。
また、それを代理で行なう会社さえ売り込みに来たりするそうです。
その結果、各店長たちは、毎日PCに向かうことを余儀なくされ、本来の仕事に集中できなくなったというわけです。
驚きましたね!
店長は、「ぐるなび」に載せることによってお客様を呼び込む心配をすることなく、安心して店内の接客やメニュー開発などに集中できるはずなのに、まさに、本末転倒です。
「ぐるなび」さんは、世の中にとても価値あるツールを提供してくれました。
私も、いつも活用をさせていただいております。
だからこそ、広告主にはいらぬ手間をかけさせない工夫をお願いしたいと思います。
広告は、原則として、到達する人数(リーチ)によって、また繰り返し見る人の数(フリークエンシー)によって料金が決まっています。
そのような仕組みになっていれば、誰も恨みっこなしになりますし、安心して本業に集中できます。
是非、このあたりの改善をお願いしたいものです。
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