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弊社クライアントのKIRINグループであるナガノトマト宮島様からいただいた年末のご挨拶メールで、ナガノトマト様の企業認知率が大幅にアップしたとご連絡をいただきました。
アドマンとして、仕事に関わってきて、本当に嬉しい瞬間です。
ありがとうございました。
下記にメールの原文を引用させていただきます。
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今年の事業計画達成状況で1番目に
「HPと商品によるブランディングで、キリン本体が実施しているブランド調査で認知度50.9 (前年5.5%up)と大幅アップした」という報告が本日経営からありました。 これも一重に弊社HPにたずさわっていただいている望野さん、加藤さん、折原さん、西山さんの おかげと感謝しております。ありがとうございました。
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ブランディング(ブランド構築)という作業は、とても時間やお金がかかり、難しい作業です。
しかし、商品・サービスを売れるようにするためにはそれらをしっかり理解し、実行しなければなりません。
それを理解するためには、ブランドディングを入社試験に置き換えて考えると意外とわかりやすいと思います。
入社試験は、たくさんの競合受験者の中から選ばれなければなりません。
(商品・サービスも一緒です。)
そのために、試験や面接を受けるのですが、特に面接では、何を伝えるかが合否を決定しますよね?
「何を伝えるか」これがマーケティングコミュニケーションであり、ブランディングに欠かせない重要なポイントです。
会社や商品・サービスのおかれている環境にとてもよく似ているでしょう。
競合のない会社や商品・サービスは、ほとんどありません。
もしあったとしたら、それは競合を見据えたブランディングする必要はなく、すでにそれがカテゴリーになっているはずです。
昔でいえば、ジープ・コーラ・味の素・バンドエイド(ブランド名がカテゴリーを表している)などですね。
ブランディングを理解できない人たちを会社の入社試験にたとえると、同じようにリクルートスーツに身を包み、各社の受験対策本などを読み漁って、受けの良い回答を丸暗記する。そして、口をそろえて、御社の色に合わせられます!と答える学生さんとなります。
この人たちは、落ちる代表のような人たちです。
個性が見えないからです。
入社試験に採用してもらうためには、短時間で的確に「自分の他人と違う特徴」を伝えなければなりません。そして、その特徴を生かして「御社にこのような価値をもたらす事ができます。」とプレゼンテーションしなければなりません。
入社試験も、「何を聞かれるからどう答えよう」ではなく、「自分の特徴と価値をどのように伝えよう」と考えることができる人が希望の会社の入社試験に勝ち残ります。
これが「ブランディング」なのです。
こういうことを理解して、Webサイトを作っていくと、おのずから必要なコンテンツや、伝えるべき内容がはっきりしてきます。
消費者は、とても無責任なものです。
作ったサイトをしっかり見てもらえるという前提に立って作りこんだサイトほど、瞬間的に離脱されるでしょう。
消費者は、競合サイトを渡り歩き、たった数秒で興味があるかどうかを判断してしまうのですから、競合分析を徹底的にしなければなりません。
サイトの競合分析ではありません。
会社の特徴や設立背景、事業内容や商品・サービス内容など、すべてに渡って行う必要があります。
これらをやった会社は、初めてナガノトマト様のような結果を得ることができるのです。
私たちは、総合広告代理店で育ってきました。
従いまして、ネットは消費者に自社の価値を伝える「たった一つの手段」にしか過ぎないと思っています。
ネットが魔法のように何でもかなえてくれるとか、自分たちはネットのプロだとか、そんな甘い話をする会社が多々あるようですが、そんな簡単なことで消費者の心を動かすことはできません。
ブランディング=消費者がいつも買いたいと思う絆を深めること
消費者に伝えることをブランディングだと間違って理解している人があまりにも多いですね。
認知・興味・検索・比較・検討までは誰でもします。
しかし、「買う」まで行くかどうかが一番の課題なのです。
ちょうど、面接までは残るのですが、採用されない。。。
そんな受験生と同じです。
なにかが足りないのです。
私たちは、常に、その足りない何かを分析し、説得できるコミュニケーションを心がけています。
期せずして、元旦の投稿になりました。
今年一年も、よろしくお願い申し上げます。
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