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宣伝会議「アドバタイムズ」の記事抜粋
~米国 テレビ人気は不動 ~
世帯視聴時間、過去最高
米ニールセン・メディアリサーチ社が22日までに発表したところによると、17日までの1年間に、米国世帯の1日あたりのテレビ視聴時間は平均で8時間14分で、前年を3分上回って過去最高だった。
視聴時間は特に、12歳~17歳のティーンエイジャーで3%増と長くなっている。
調査結果について同社は、「(インターネット・テレビやビデオ機器など)新しい娯楽形態は、伝統的なテレビ視聴に影響を与えていないようだ」(アナリストのパトリシア・マクドナー氏)と分析。
「iPod」など携帯ビデオ機器の人気にもかかわらず。テレビが依然として家庭で娯楽の中心であることを示すものだとの見解を示した。
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この記事のニールセンニュースレポートはこちら
核家族化している日本の家庭では、世帯視聴時間はアメリカよりは多少短いと推測します。
しかし、NHK放送文化研究所の「2005年国民生活時間調査」によると、テレビ視聴時間の個人全体平均は、平日3時間27分、土曜日4時間3分、日曜日4時間14分で、いずれも2000年の調査よりも増加しています。
もう一方で、アメリカのブロードバンド普及率は53%で、すでに踊り場に来ているというレポートもあります。
今、世間で盛んにテレビの崩壊によるネットの時代と叫ばれていますが、本当にそうなのでしょうか?
私は、広告代理店の人間として、テレビ・新聞・雑誌・ラジオを中心としたマス媒体の中で育ち、(社)日本広告主協会Web広告研究会の初代事務局長として、伸び行くネットの世界で4年生きてきましたが、両方を良く知る立場で、私以外に、この急激に変化するメディア環境を冷静に見ている人が、何人いるのでしょうか?
10人もいないという自負があります。
ネットの世界の人は、意外にマス媒体を知りません。
広告代理店の人は、ネットの世界を知ろうと努力しません。(マスに比べ、考えられないほど儲からないからです。)
そのような環境の中、ネットがすごいと思い込みすぎるがために、他メディアを否定することから入ってしまい、他メディアのいいところを見失っている方がとても多いことに驚かされます。
テレビでしか出来ないキャンペーンは、相変わらず存在します。
資生堂TUBAKIのキャンペーンもこれに該当します。
これからの時代は、テレビはテレビの、ネットはネットの役割をしっかり整理した人が勝つと思います。
雑誌で興味を喚起し、自社サイトに誘導するなどという手法は、当たり前のことでしょう。
雑誌の要素は、もはやネットが取って代わっているという考え方の人は、今後は間違いなく生き残れないでしょうね。
孔子は論語の中で、
「清濁あわせ呑む技量を持ちなさい。」と諭しています。
ネットの人たちは、自分たちが「清」だと思っている人が多く、今までのコミュニケーションを「濁」と見ている人がとても多いです。
しかし、どちらに足がかりを置いていても、両方の良さを見抜く力がなければ、マーケティングコミュニケーションを成功させることは出来ないでしょう。
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