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「きれいパワー」では、詳しくご紹介が出来ませんでしたが、リサ・ステッグマイヤーさんの人生観は、まさに私が皆さんにお伝えしたいそのものでした。
インタビューを最初にしたのがリサさんだったので、私の仮説が検証されて、本当に嬉しく感じました。
最初の話題は、「私は、ハーフだから、2ヶ国語を話せると最初から思われている。」という話からでした。子供の頃からアメリカに住み、ごく普通のアメリカの生活をしていると、日本語は使う場面が少なかったそうです。しかし、お母さんから日本語を勉強しなさいといわれ、イヤで仕方がなかったそうです。
そこで、苦肉の策として、日本のドラえもんなどのマンガを読んで日本語を勉強したそうです。
ここでの名言は、「勉強も美も近道はないんです。」という言葉でした。
その努力の結果が、あの美貌を保ち、流暢に話す日本語になったのですね。
また、日本人のファッションについて、「なぜ、日本人は皆同じブランド物を持つのだろう。」という話がありました。
確かに、ルイ・ヴィトンなどの有名ブランドは、日本市場の売上が世界全体の70%にも及ぶそうです。
アメリカの人たちは、無名のメーカーでも素敵に組み合わせ、安く見せない自分なりのファッションを見につけていますよね。
ヴィトンのバックを持った人をアメリカで見かけると、それは大体が日本人で、一度自分もヴィトンを持って、アメリカに帰国してとても恥ずかしかったとさえおっしゃっていました。
日本人はもっと個性を大切にしたいですね。
中には、自分が個性があると勘違いをして、「とっぴ」なカッコをしている人がいます。
ファッションは、自分の顔や体形・髪型などを活かさなければなりません。バランスを崩すカッコはファッションではありません。目立てばいいということと個性を生かすことは、別次元の話ですね。人に不快感を与えるカッコもいただけません。
また、リサさんのあのチャーミングさは、前向きな思考からきています。彼女はトライアスロンをやっていますが、何かスポーツ選手に共通する前向きな生き方を感じました。
その反面、エレガンスも人一倍感じます。
男女雇用均等法が施行されて以来、今の日本は何かにつけて男女平等が叫ばれています。職業を差別しない事にはなんら異論はありませんが、男は男らしく、女は女らしくを忘れている人が多いと思います。
最近、街で悲しいと思う事は、パンツを穿いている人がとても多くなったという事です。確かにパンツは「行動的」「気軽」「足の太さが見えない」「ふくらはぎが見えない」などの理由で穿く人が増えてきています。ただ、そのキーワードは「楽(らく)」でしかないというところが問題です。
人は、見られて緊張してきれいになってゆきます。TPOに合っていればパンツを穿いても問題はありませんが、毎日おなじようにパンツしか穿かない人はいかがなものでしょうか。
今、日本人に一番欠けていると思うのは「エレガンス」です。付け加えるとすると「セクシー」でしょうか?
女性差別をしているのではなく、性別の特性を生かすほうがお互いを求める気持ちが強くなると感じているのです。
だから、私は、いつも「男らしく」生きるように心がけています。
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