出ました!
修理に出していたロレックスの見積もり。
約7万円なり。
皆さんは、この修理の料金を高いと感じますか?安いと感じますか?
ちなみに7万円の内訳は、「オーバーホール3,5万円、針・リューズ・ガラス・ねじ関係等の交換3,5万円」です。
私は、迷わず修理を依頼しました。
私が今まで使っていた黒のサブマリーナは今定価が43万円程度です。ネットで買うと32万円くらいでは買うことができます。
でも、ただの修理ではありません。
20年以上も一度も止まることがなかったロレックスの技術と新しい部品で、また、新品のように甦るのです。
そして、この20年の日々を私と共に時を刻んできた思い出も共有しています。
修理すれば、これからまた20年近くは一緒に時を刻むことになるのでしょう。
家や車も含めて、自分の身の回りにあるもので、20年も使い続けたものがあるでしょうか。
そして、うまくすると50年くらい使えるもの。
女性は、ジュエリーなどがあるのでしょうね。
もしかすると、時を越えて、私の娘の旦那さんに受け継がれて、2世代で愛されるかもしれませんし、私の親しい友人に遺品として残すかもしれません。
いずれにせよ、私にとって、ロレックスにはそんなことさえ予感させる信頼感があります。
これが本当の強いブランド価値だと思います。
これからの時代は、多額の広告費を無作為に垂れ流し、新規の顧客を大量に獲得するような戦略は通用しません。仮に獲得できたとしても、すぐに離れていってしまうユーザーにお金をかけても、長期的には利益を生まない構造になっています。
こうして、一度ユーザーになった顧客を逃がさない戦略が重要になっています。
CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)やFSP(フリークエント・ショッパー・プログラム)などの戦略で、確実にリピーターを育て、私がこうして皆さんに伝えているように「推薦者」としてBUZZを起こす構造を作ることが、今後の戦略では有効になってくると思います。
但し、エモーショナルベネフィットの強い商品やサービスを提供している企業にとっては、商品やサービスではなく、企業価値そのものを認識させることが重要になっています。
でも・・・、
修理に2ヶ月もかかるっていうので、ブルーのサブマリーナをもう一個買ってしまったんですけどね!
(写真←ちょっと自慢・ちょっと嬉しい。。)
2005年12月16日 09:10
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