先日、ビデオ録画と視聴率の関係を掲載したが、ちょっと面白いデータを入手したので、報告します。
ビデオリサーチ関東6時~24時の1日あたり、ひとりが何分くらいテレビを見ているかというデータがあります。
2000年から2004年の5年間で、個人全体としては、ほとんど変わっていません。(当然、世帯もそういう傾向です。)
しか~し!
個人別(男女単純集計)を見ると面白い特徴が・・・。
4~12歳(184分→161分)、13~19歳(172分→159分)、20~34歳(178分→169分)、35~49歳(236分→216分)と2000年から2004年に向かって、どの世代も確実に減ってきています。
でも、な、な、なんと!50歳以上は、(319分→343分)と実に24分も増えています。
テレビ見る暇があるんだったら、PCの勉強しなさいよ。
この世代が、視聴率を支えているのです。
恐るべし、シルバー世代。
テレビ視聴率は変わらないかもしれませんが、視聴率の質(意味)は大きく変化を遂げている事になります。
しかし、テレビスポットを購入する時は、相変わらず、何の変哲もない「視聴率1%コスト」(1%の値段)でやり取りをしています。
以前は、テレビで確実にコミュニケーションできた世代が、少しづつできなくなってきています。
その人たちにメッセージを送る新しいメディアが、ネットであったり、モバイルであったりするのです。
2005年07月13日 14:14
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