なぜ広告会社の私が本の出版などを考えたのでしょう。
私は、以前勤務をしていたADKで、キリンビールを14年間担当しておりました。
その中の仕事で、「KIRINキャンペーンガール」を企画し、初代から12代目までを選んできました。初代は飯島直子で、米倉涼子もここから育っています。
オーディションをやっていてすごく驚いた事は、1ヶ月から1ヵ月半の間に4~5回の面接がありますが、20歳前後の女の子たちがこの期間に見違えるようにキレイになります。この間、彼女たちは人生で一番多くの時間を鏡を見て過ごすのでしょう。
これが「仮説1」です。
2001年の夏にKIRIN「常夏」という発泡酒が発売され、その後「白キリン」と続き、飯島直子とCMで久しぶりに一緒に仕事をしました。
彼女は、当時35歳になった頃でしたが、相変わらず“すっぴん”がキレイでした。「直ちゃん、相変わらず素肌がキレイだなあ。」と驚くと、ヘアメイクの人が、「直ちゃんは、メイクにかかる時間と同じ時間だけ毎日ぬるま湯でメイクを落としているからです。」と教えてくれました。
彼女は、20歳のキャンペーンガールの頃から、「絶対に有名になりたい!」と高い志を持っていました。
これが「仮説2」です。
日本の国は、どういうわけか、名前の後ろに必ず年齢を表記します。だから、いやおうなく年をいつも意識させられてしまう。だから、女性は、20・30の誕生日に悲しそうに「もうオバサンなの」という言葉が出てきてしまう。
でも、人生はいつまでも楽しむものであって、女性も幾つになっても「いきいき」「輝き」「自分らしく」生きてほしいと考えています。
そのためには、「仮説1」の「人に見られる意識」と「仮説2」の「夢と努力」を持つ事によって、素敵に歳を重ねられるのだろうと考えました。
そこで、オスカープロモーションにご協力を頂き、20~42歳のトップモデルのライフスタイルをインタビューし、この仮説が合っているかを検証したのです。
ものの見事に検証されました。
この本を読んで、ひとりでも多くの女性がいきいき楽しく人生を過ごしてくれることを願ってやみません。
2004年05月10日 16:00
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